この海には、様々に敬意を集めるプレイヤー達がいます。
誰もに好かれる人気者
交易では右に出るもののいない豪商
絶対的な戦闘力を誇る海賊
カリスマ的な統率力を発揮する指揮官
和を重んじる外交家
世界を裏から動かす政治家
皆に頼られる姉御肌
企みごとに長けた策士
破壊活動に秀でたテロリスト
孤高の一匹狼
好奇心旺盛な怖いもの知らず・・・
これらの表現は、ゲームの仕組みとしてあるものではありません。
ゲーム上の数値である冒険・海賊・商人名声は、
これを上げる過程そのものは単なる単純作業です。
それぞれのプレイスタイルからにじみ出る人柄こそが、
彼らをそのようにイメージ付けるのです。
あなたのプレイスタイルを、誰もが観察しています。
一人でプレイしているとなかなかわかりにくいものではありますが、
手紙のやり取りをしたり、
他のプレイヤーのプロフィールを見たり、
町の名前や宣伝文を見たり、
ギルド掲示板の記事を読み、書き込んだりしているうちに、
だんだんと自分が観察されていることが見えてきます。
プレイスタイルといっても、
始めたばかりでは右も左もわからないでしょうけれども、
そうやって自分が観察されていることを意識し始め、
自分も観察するようになってくると、
凄い事、面白い事をやっている人がどんどん見つかることでしょう。
そうして興味を持った人たちの特徴を組み合わせて、
あなたなりの楽しみ方を見つけることができれば、
あなたのプレイスタイルも完成です。
その頃には、仲間もでき、ゲームもどんどん面白くなってきます。
そして、築きあげたイメージ・評判・評価、勝ち得た尊敬は、
力であり、楽しみであり、やりがいです。
商人なら商人、海賊なら海賊の仲間が自然と集まり、
あるいは協力的なプレイヤーが増え、
最初の頃には太刀打ちできなかった海賊に痛い目を見せたり、
あるいは商人として名を上げて戦意を喪失させたりできるのです。
そういったあなたのイメージを少しづつでも作り上げることが出来てきたら、
もしかすると、気の合った者同士があつまり、意気投合して、
気がついたら 「ギルド作っちゃおうか」 なんてことに
なっていたりするかもしれません。
はじめに書いたような個性を持った人たちがギルドを結成し、
その個性を増幅したり、新しい試みを始めてゆくのです。
これこそが、「自由度の高いゲーム」 と言われる意味なのです。
どこまで尊敬を集められるか
どこまで影響力の強い存在になれるか
どこまで恐れられる存在になれるか
どこまで人気者になれるか
ぜひ、追求してみてください。
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と、ここまで難しそうなことを書きましたが、
「この人と遊んでいると楽しい」
そんな仲間を見つけられれば、それで十分だったりもします。
十分、というより、そんな人がいるからこそ航海をするのかも知れません。
ここに書いたことは、
そのための考え方の一つとしてお役に立てば幸いです。
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